ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

Adee!

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コンスタンツの夕日
約2週間のコンスタンツ滞在が終わりました。今回はかなり早くコンスタンツを出たため,まだ雨は降っていませんでしたが,この雨を境に夏が終わって秋が来るようです。昨年の夏や今年の6・7月に比べて暑さは常識的な範囲であったため,今回はさほど過ごしにくい気温ではありませんでした。
日本も出発時よりかなり暑さが収まっていましたが,湿度の違いには改めて驚かされました。ドイツのドライな空気にもう郷愁を覚えています。

図書館の役割

コンスタンツ大学の図書館は,ドイツでも有数の大きな大学図書館です。基本的に24時間開いていて,一般市民も使うことができますが,多くの利用者は学生です。
ドイツの大学図書館が全て同様の状況ではないと思いますが,コンスタンツ大学の図書館には教科書・指定書コーナーがあり,かなりの充実ぶりです。以前は出入口付近の比較的わかりやすい場所にありましたが,アスベスト問題による改装後は,出入口から地下に入ったところに移設されました。場所が変わって数も量もさらに充実したように思います。
この教科書・指定書コーナーでは,代表的な教科書だけではなく,コンメンタールについても,改訂のそれぞれの版が,しかも多くは複数冊用意されています。基本的に貸し出しは制限されていますが,館内では自由に利用できるので,学生がもっていって使っている様子をよく見ます。

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教科書・指定書コーナー

最後の夏の日

8月も今日で終わりですが,ドイツのこの夏も今日で終わりそうです。

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遅れてきた花火
コンスタンツでは例年8月中旬にSeenachtfestという花火大会があります。今年は諸般の事情でそのタイミングに間に合いませんでしたが,昨日は短時間ながら,Kreuzlingen側から花火が上がりました。
今週木曜日に少し降った雨でも気温は下がらず,むしろ昨日は気温が上昇して,30度に届くかどうかのところまで最高気温が伸びました。今日も南から暖かい空気が流れ込む見通しで,場所によっては30度を超える予報です。
しかし,明日になると寒冷前線がドイツを通過するため,気温が一気に下がる見通しで,9月に入ると最高気温は20度前後までしか上がらなくなるということです。天気予報によると今日が最後の夏の日のようなので,昨夜にもまして,ライン川沿いは夜までうるさくなりそうです。

ノンステップバス

日本でもこのところノンステップバスを見かけるようになりましたが,ドイツでは以前からノンステップバスが普通でした。停車時には車体を傾けるため,地面との差はかなり小さくなりますが,それでも車椅子やベビーカーが通るにはなお段差があります。
日本では,この場合にはバスの運転手が降りて,専用の渡し板を道路とバスの間に置くことが多いですが,ドイツでは下の写真のように,もともと備え付けられた収納式の板を引き出すだけなので,乗客が誰でも操作できます。運転手が降りてくることは稀で,近くにいる乗客が板を出したり収納したりすることが多いです。

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車椅子対応の出入口
また,この渡し板がある出入口の回りには折りたたみ式の椅子が設置されており,車椅子の人が乗ってきた場合には椅子を折りたたんで場所を作ります。これも運転手による操作が不要なので,乗降にかかる時間は通常の場合とあまり変わりません。
ノンステップバスが日本でも広がってきたのはよいことだと思いますが,すべてを乗客だけで処理できる設計にすれば,車椅子やベビーカーの乗客がより利用しやすくなるように思います。

これからずっと閉鎖?

ドイツの大学では,1日働く人だけでなく,半日働く人も比較的多くいます(1/4日の人もいるようです)。各講座の助手や秘書は,おおむね半日の扱いになっており,それによって雇用する人を増やすことができています。ドイツの通常の大学の法学部では,秘書1人(半日分)+助手2人が標準だと言われており,この助手ポスト2つを半日に分けて4人を雇っていることが多いです。
このほか,一般事務部門でも半日のポストが多くあるようで,そのために困るのが,重要な窓口が午前中しか空いていないという現象です。例えばいろいろな支払いを行う窓口(Unikasse)や,事務用品等の受取を行う窓口(Büromaterial)は,いずれも半日しか空いておらず,午後に行くと閉まっています。このうち事務用品窓口には,今回滞在したときにはこのような説明書きが加わっており,午前中も閉鎖されていました。

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「事務用品倉庫は今からすぐ永遠に閉鎖します」
秘書に確認したところ,この窓口も大学の総合窓口(Infopunkt)に移管したため,そちらで取り扱うようになったとのことで,窓口自体がなくなったわけではないようでした。確かに,昔は保健室(Uniarzt)が分かりにくい場所にあったり,事務部門が散在していたりしましたが,最近では管理部門はバス停の近くに,学生部門は図書館の前に集約される傾向にあり,これもまた事務集約のひとつなのだろうと思いました。

バス接近表示

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バス停の接近表示
コンスタンツの市内交通を一手に担っているバスは,土曜日以外は比較的正確(あくまでバスとしてはという意味ですが)にやってきます。以前からスマホ向けのアプリでは,何分遅れているかを確認することができていましたが,前回の滞在から今回の滞在の間に,いくつかの主要バス停に接近表示が設置されていました。接近表示のスタイルはベルリンなどのドイツの他の都市と同じで,それぞれの路線があと何分で来るかが表示されています。
日常的に使っているバス停にこの装置がないため,接近表示が実際の遅れまでを反映しているのか,それともダイヤの時間を前提に何分前なのかだけを計算しているのかはよく分かりません。

自販機

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Mensaの前の自動販売機
コンスタンツ大学の学食(Mensa)は,ここ数年,売場面積を拡大させたり,メニュー(日本語で言う)を増やしたりしてきました。今回やってきて気づいたのは,自動販売機が増えたことです。自動販売機はMensaの入口付近や定食をとるレーンの側,さらに現金用レジ付近にあります。並んでいるのは必ずしも飲み物(こちらでは瓶入りが普通です)だけでなく,スナック菓子のようなものも入っています。これらは従来通りMensaの中にも置いてありますが,混雑緩和,あるいはレジがあいていないときにも買えるようにこうした設備をつけたものと思われます。
学食だけでなく,学内には多少の自動販売機があり,図書館の中にも,コピー室の中に自販機があります。これも瓶入りの飲み物なので,買うときに飲み物が出てくる音がものすごく,コピーしていても驚くほどです。他方で,街中にはあまり自販機はありません。かつて大きなバス停には,バスのチケットを販売する自販機がおいてありましたが,今回確認した限りでは,駅前の1台だけが機能しているようで,それ以外のものは見当たらなくなっていました。